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2024-09-01

「失敗」とか、ないから。

こんにちは!寺尾祐子です。

「失敗」は挑戦の証

いきなりですが、
最近、失敗しましたか?

「失敗」という言葉に張り付いた
ネガティブな印象から、
いやぁな感覚を覚えたら、ごめんなさい。

PR戦略プロデューサーとして活動する中で、
日々、さまざまなことがあるわけですが、
何だかとても前向きなエネルギーを
いただいた話があったので、
本日はその話をしつつ、
お気に入りの「問い」もシェアしますね!

先日、PRしているお客さまと
「失敗学」の提唱者であり、
東京大学名誉教授の畑村洋太郎先生との
対談講演会があり、同席してきました。

84歳の畑村先生。
「老い」を感じるとおっしゃいつつも、
「失敗学」を通して、とてもエネルギッシュに
活動をされています。

対談講演会の中で、
次のようなことをおっしゃっていました。

挑戦すれば、誰だって失敗する。
人間ならば、誰だって老いる。

挑戦も、老いも、
不安はつきものでもある。

だからこそ、先に
最悪のことを考えておく。
それに対処すればいい。

もし、失敗したとしても、
それは挑戦した証拠。

すばらしいことでもある。

大切なのは、
そこから何を学び、
どう活かしていくのか、
なのです。

当日のテーマは「創造的に老いる」だったので、
老いにフォーカスが当たりつつも、
もともとご専門である
「失敗学」についての学びもあり、
とてもいい時間でした。
(もちろん、ご参加くださったマスメディアの方や著名人の対応のお仕事もしっかりしましたよ)

畑村先生のおかげで、
「失敗」の捉え方に変化があり、

伺った後には
「どんどん失敗しなくっちゃ!」と、
とっても前向きな気持ちになっていた私です。

ふり返りの最強の問い

そもそも、
最も学びが大きいのは、失敗したとき
という教えもありますよね。

頭では知っていても、
つい失敗が怖くなって自分を守ってしまう、
つまり行動を止めてしまうことがあります。

それは最大の学びのチャンスを失うという、
人生においてめちゃくちゃモッタイナイことを
しているわけです。

すべては学びの機会であり、ネタづくりのチャンス!
大切なことを思い出させていただきました。

主催する講座や会議、イベント、プロモーション、
旅行など、何かしらが終わったとき、

  • 「うまく行った!」
  • 「まぁ、こんなものかな」
  • 「イマイチだった」
  • 「もー、最悪だった…」

など、
何かしらの感想が出てきますよね。

それらの経験を最大限に活かすために、
ふり返りは大事なのは、
よーくご存知だと思います。
経験を学びに変えるためにも、
必須な時間です!

その「ふり返り」の仕方で、
とてもパワフルだと感じている
私のお気に入りの「問い」があるので、
今回はそれをお伝えしますね!

このふり返り方を実践することで、
より深い気づきになって、
次に活かされる実感が、めちゃ高まる方法です。
(個人の感想です)

それは、次の問いです。

「もう一度、やり直すとしたら?」

講座が終わった後や、
なんだかモヤモヤした時間を過ごした後、
もっと充実した時間にできたのではないかと
思った後などに、
このふり返りの方法を使っています。

よかった点や改善点をただ書き出すよりも、
頭の中で時間を巻き戻して、
よりリアルな実感として
考えられるんですよね。

少し前の自分を感じつつも、
俯瞰ができているという感覚を
味わえると思います。

失敗とは思っていないことも、
よりよくなる改善点が出てきて、
次に繋がっていきます。

イベント的なことだけでなく、
日常を変えたいときにも使えます。

日常にも効く!実践的ふり返り

先日は、
朝の時間の使い方をもっとよくしたくて、

「起きるところから、もう一度やり直すとしたら?」

と自分に問いかけてみました。
そうすると、
小さな改善点が出てくるんですよね。

例えば、私の場合出てきたのが、
朝の改善というより、夜にやっておくことが
いくつか出てきました。

  • 朝、走りながら聞くものを先に決めておく。
    (サクッと走りに行きたかったので、迷っている時間がもったいなく感じた)
  • 走ってからシャワー後に着る洋服をセットしておく。
  • ワークスペースにノートとペンをセットしておく。

書いてしまうと、こんな小さなことですが、
早速実践してみると、
翌朝の動きがとてもスムーズになって、
時間も短縮されました。
満足度、大きい〜(笑)

挑戦すれば、失敗はあります。
小さなことでも、大きなことでも、
ぜひこの問い
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「もう一度、やり直すとしたら?」
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使ってみてください。

そうしたら、
たとえ失敗したかも?と思っても、
かけがえのない学びになりますから。

「不安」「怖い」

こんな感情が出てきたら、
最悪の事態を予想する。

それは避けるよう工夫する。
(もしくは覚悟をする)

できれば避けたいけれど、
必ずあるものだとしたら、
うまく付き合っていきたいですね。

学びが変わる問いの力

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「もう一度、やり直すとしたら?」
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問い一つで、
学びがガラリと変わります。

哲学や方眼ノートを学ぶ中で、
よーく思うことでもあります。

ぜひ使ってみてくださいね!