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2016-08-25

【No.93】決めておく。

 

先日、メルマガを読んでくださっているCさんから、
次のような報告をいただきました。

「最近、本に線を引いたり、書き込んだりするようになりました。
今までなんとなく書き込むのをためらっていたけれど、
“本はノート”を思い出して、スッと書いちゃってます。
そうしたら、前よりも自分に入ってくる感じがして、うれしい」

※「本はノート」
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/74

うれしいご報告をありがとうございます!

「本に、書き込む」と、決めておく。

すると、響く文章に出会ったとき、覚えておきたい! と思ったとき、
「線を引こうかな、書き込もうかな、どこかにメモろうかな、どうしようかな」と、
いちいち考えなくてもいいのも、いいですよね。

すぐに、行動ができます。
逆に、「書き込まないと決める」というのもありますが(笑)

「決める」ということは、
小さなストレスを減らし、快適さに結びつくのだと思います。
迷うというムダな時間を使いません。

「決定疲れ」を、避ける効果があります。

――――――――――――――――――――――――――――
「世界の偉人たちはいつも同じ服を着ている」ということが
一部では知られています。
――――――――――――――――――――――――――――
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』 中島聡・著
http://urx.red/xXm4

同書では、偉人たちは決まった洋服を着ていると紹介していました。

Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏は、
いつもグレーのTシャツにジーンズ、

アップルのスティーブ・ジョブズ氏は、
黒のタートルネックにジーンズ、

オバマ大統領は、グレーかブルーのスーツです。

その理由は、
――――――――――――――――――――――――――――
それは彼らが日常のささいな決断の数を
減らそうとしているからだそうです。

日々たくさんの人と会い、様々な意思決定を行う彼らは、
普段から大きな決断を迫られています。

そのため会社の経営や政治に関わる重大な決断をするときに
脳が疲れないよう、
無駄な決断をしないようにしているのだそうです。
――――――――――――――――――――――――――――
(同書)

脳は、決断が続くと疲れてしまうため、
偉人たちは、「決断疲れ」を避けるような行動をしているらしいのです。

あることを思い出しました。

以前やっていて、最近やっていなかった
「一週間のメニュー表づくり」。

「週はじめに、一週間の夕食メニューを決めてしまうと、家事がスムーズよ」
と、あるママ友に教えてもらいました。

やってみると、これがなかなかいい!

午後や夕方になって、「今夜は何を作ろう」なんてやっていると、
たださえバタバタする夕方。
アレを解凍していなかったとか、コレを食べたいけど材料が足りない、
じゃぁ何にしようかな~
なんて考えているだけで、時間は無常に過ぎていきます。

パッと決められる日もありますが、
なぜかグズグズと決まらず、適当に作って、ん~イマイチなお味。
って、いうこともあります。

それが、先にメニューを決めておけば、後は作るだけ。
1週間分届いた材料でメニューを決めているので、素材はあります。

使う分量も、一週間を見通して、ここで使い切ろうとか、
少し余らせておこう、とかもできます。
メニュー表を見て、解凍したいものは、朝、冷凍庫から、冷蔵庫に移動しておけばOK!

お酒が大好きな夫にも、好評です。
メニューを見て、仕事帰りに、ワインやビール、日本酒などを選んで、買ってきます。

また、先日もメルマガに書いた「朝のイチャイチャタイム」。
もう少し、子どもが大きな声で呼ぶまで仕事しようかな、
でもそろそろ行った方がいいかなと、
気持ちもそぞろで仕事をするより、

朝は子どもとイチャイチャタイムを過ごす!
と決めているので、迷うことなく、子どもと過ごせるようになりました。

外で食事をするとき、肉か魚か選ぶときありますよね?
すぐに決められなかったら、魚と決めています。

何か色で迷うことがあったら、
私のラッキーカラーと思っている「赤か、緑」と決めています。
(今は)

もちろん、感性を大事に、その日の感覚で決めるのもいいと思います。
ただ、「決めておく」と、なにかと便利です。

偉人たちのような、世界を変える重大な決定はないかもしれません。

とはいっても、自分にとっての日々の重要な決断をするためにも、
疲れて、笑顔が減らないためにも、
「決めておく」は、なかなか使えます。