【No.93】決めておく。
先日、メルマガを読んでくださっているCさんから、
次のような報告をいただきました。
「最近、本に線を引いたり、書き込んだりするようになりました。
今までなんとなく書き込むのをためらっていたけれど、
“本はノート”を思い出して、スッと書いちゃってます。
そうしたら、前よりも自分に入ってくる感じがして、うれしい」
※「本はノート」
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/74
うれしいご報告をありがとうございます!
「本に、書き込む」と、決めておく。
すると、響く文章に出会ったとき、覚えておきたい! と思ったとき、
「線を引こうかな、書き込もうかな、どこかにメモろうかな、どうしようかな」と、
いちいち考えなくてもいいのも、いいですよね。
すぐに、行動ができます。
逆に、「書き込まないと決める」というのもありますが(笑)
「決める」ということは、
小さなストレスを減らし、快適さに結びつくのだと思います。
迷うというムダな時間を使いません。
「決定疲れ」を、避ける効果があります。
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「世界の偉人たちはいつも同じ服を着ている」ということが
一部では知られています。
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『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』 中島聡・著
http://urx.red/xXm4
同書では、偉人たちは決まった洋服を着ていると紹介していました。
Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏は、
いつもグレーのTシャツにジーンズ、
アップルのスティーブ・ジョブズ氏は、
黒のタートルネックにジーンズ、
オバマ大統領は、グレーかブルーのスーツです。
その理由は、
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それは彼らが日常のささいな決断の数を
減らそうとしているからだそうです。
日々たくさんの人と会い、様々な意思決定を行う彼らは、
普段から大きな決断を迫られています。
そのため会社の経営や政治に関わる重大な決断をするときに
脳が疲れないよう、
無駄な決断をしないようにしているのだそうです。
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(同書)
脳は、決断が続くと疲れてしまうため、
偉人たちは、「決断疲れ」を避けるような行動をしているらしいのです。
あることを思い出しました。
以前やっていて、最近やっていなかった
「一週間のメニュー表づくり」。
「週はじめに、一週間の夕食メニューを決めてしまうと、家事がスムーズよ」
と、あるママ友に教えてもらいました。
やってみると、これがなかなかいい!
午後や夕方になって、「今夜は何を作ろう」なんてやっていると、
たださえバタバタする夕方。
アレを解凍していなかったとか、コレを食べたいけど材料が足りない、
じゃぁ何にしようかな~
なんて考えているだけで、時間は無常に過ぎていきます。
パッと決められる日もありますが、
なぜかグズグズと決まらず、適当に作って、ん~イマイチなお味。
って、いうこともあります。
それが、先にメニューを決めておけば、後は作るだけ。
1週間分届いた材料でメニューを決めているので、素材はあります。
使う分量も、一週間を見通して、ここで使い切ろうとか、
少し余らせておこう、とかもできます。
メニュー表を見て、解凍したいものは、朝、冷凍庫から、冷蔵庫に移動しておけばOK!
お酒が大好きな夫にも、好評です。
メニューを見て、仕事帰りに、ワインやビール、日本酒などを選んで、買ってきます。
また、先日もメルマガに書いた「朝のイチャイチャタイム」。
もう少し、子どもが大きな声で呼ぶまで仕事しようかな、
でもそろそろ行った方がいいかなと、
気持ちもそぞろで仕事をするより、
朝は子どもとイチャイチャタイムを過ごす!
と決めているので、迷うことなく、子どもと過ごせるようになりました。
外で食事をするとき、肉か魚か選ぶときありますよね?
すぐに決められなかったら、魚と決めています。
何か色で迷うことがあったら、
私のラッキーカラーと思っている「赤か、緑」と決めています。
(今は)
もちろん、感性を大事に、その日の感覚で決めるのもいいと思います。
ただ、「決めておく」と、なにかと便利です。
偉人たちのような、世界を変える重大な決定はないかもしれません。
とはいっても、自分にとっての日々の重要な決断をするためにも、
疲れて、笑顔が減らないためにも、
「決めておく」は、なかなか使えます。