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2016-07-31

【No.68】「●●しないから、焦る」

数年前、なぜかとても焦っていました。
漠然とした焦りです。

人生の先輩で、あこがれの女性の一人でもある方に、
ある日、その苦しさを必死で伝えた記憶がします。

「何をそんなに焦ってるの?」

と言われてしまいました。
その頃は、フリーランスでそれなりに仕事はしているけれど、
現実と理想のギャップが、大き過ぎて
たまりませんでした。

いくつか提案してくださったのに、
言い訳ばかりしていました。

そんな自分に、うすうす気付いているものの、
何をどうしたらいいのか分からず…。

現実を変えたいのに、
「今だって精一杯なんだから、これ以上ムリ!」
なんて思う、矛盾した私がいました。

書いているだけで、
いやぁな気持ちになってきます。

ある意味、面倒くさい人ですね(苦笑)

今、振り返ると、
ギャップばかりに気持ちが行ってしまい、
「これをやれば、未来が明るくなると思える何か(=未来のタネ)」を
何もしていなかったから。

時間を「消費」ばかりして、
未来への「投資」をしていなかったから。

『7つの習慣』の時間管理でいうならば、
「緊急でなく、重要」の第2領域の時間がなかったから。

(※時間管理のマトリクスについては、こちらを参照ください。
http://www.franklinplanner.co.jp/tc/7h.html)

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努力しないから、焦る
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10年くらい前に、文章の師匠に言われたことばです。

ここでいう「努力」は、
「未来への努力」、「タネまき」、「投資の時間」。

目の前のことをこなすことだけに精一杯だと、
がんばって動いているのに、
焦りが出てきてしまいます。

数年前の私が、まさしくそうでした。
一応、毎日がんばっているつもりなのです。

できない言い訳なんて、いくらでも思いつきます。
外にばっかり目がいっていました。

「焦ってはダメ!」
と言いたいのではありません。

焦りの感情が押し寄せたとき、
「コレをしているから大丈夫」といった、
未来のタネ(これをやれば、未来が明るくなると思える何か)が
あると、楽になりますよ、ということ。

そして今。
目の前の締め切りに、少々焦っています(苦笑)

この場合は、
「努力してないから、焦る」のではなく、
シンプルに、
「やっていなから、焦る」。

理由が明確な焦りは、
「早く取り組んで、やるだけ」です。

ハイ、知っております。
月曜日から着手します!

今日は、7月最終日の日曜日。
ステキな時間をお過ごしください。