toggle
2024-11-01

「意識します!」実はハードル高い。言いたくなったら…

こんにちは!寺尾祐子です。

落ち葉の季節ですね。近所の小さな神社に、
落ち葉掃除を一緒にする人を
募集する張り紙が貼ってありました。

12月中頃までの毎週日曜日に行うようなので、
一度くらいは参加してみようかな、
と今は思っています。
(果たして実行できるか!?)

「意識します」は便利だけど、あいまい?

「意識してみます」という言葉、
使うことありますよね?

私自身、
「意識してみます」と発言したくなると、
心の中でアラートが鳴ります。

「本当にするの?」
と自分ツッコミが入る(笑)

この「意識」という言葉、
なかなかのクセモノです。

「意識します」は、
「気をつけます」
「がんばります」
と並んで、
“アテにならない言葉シリーズ”
(そんなのあるの?笑)
の一つだと思うんですよね。

新しい気づきや学びを経て、
これまで気にしていなかったことを
今後は変えていこうと決めるから
「意識してみる」と言いたくなる。

しかし、
もともと意識していなかったものを
意識に上げるのは、カンタンではないと
思うのです。

そもそも「意識します」とは、
どういう状態なのでしょうか?

思考する心」から行動へ

ある仏教学者の方が、
意識について次のように記していました。

意識とは「思考する心」

*『唯識の思想』(横山絋一・著)

つまり、モノゴトに向き合い、
考えて思いを巡らせるということ。

だから、
何かを意識しようと思ったら、
まずはそれについてちゃんと考えること。

重要なことなら、思考し、
具体的な行動にまで落とし込む。
これがポイントです。
そうしないと、記憶の彼方へ消えていく〜(笑)

例えば、

  • 「美しい姿勢を意識します」
  • 「◯◯な言葉を使うよう意識します」
  • 「時間効率を上げるように意識します」

などと言いたくなることがありますが、
まずは、

  • 美しい姿勢とは何なのか?
  • ◯◯な言葉とはどんな言葉で、どう使うのか?
  • 時間効率を上げるとはどういうことか?

…というように、
具体的に何をするかまで考え、
思いを巡らせる必要があります。

あなたは今、
「意識していること」「意識したいこと」は
ありますか?

便利な言葉なので、
深く思考せず使ってしまうこともありますが、
ちゃんと考えて使うよう、「意識」していきましょう!(笑)

具体的な行動までをセットにすること、
強くオススメします。

「意識してみよう」と言いたくなる場面が
続いたあとに本を読んでいたら、

意識とは「思考する心」

という言葉を見つけたので、
シェアも含めて書いてみました。

少しでも参考になったら嬉しいです!