テレビや新聞に出る、隠れた効果【メディア露出 意味】
こんにちは! 寺尾祐子です。
テレビや新聞、ラジオなどに出ると、
多くの人に知ってもらえる他に、
見逃されがちな、
うれしい効果があります。
一般的に言われるのは、
次のような効果でしょうか。
- 今まで届かなかった方に情報が届き、
認知度が上がる。 - SNSという自分発信ではないので、
社会的な信用が得られる。
他にも、こんな効果があります。
- 指名検索が増える。
- 社員のモチベーションが上がる。
(それによって、離職率が下がることも、
よく言われています) - 家族や仲間の株が上がる(笑)
そうそう、こんなこともありましたよ。
- 信用度があがり、融資を受けられた。
(お客さまの実例です)
さらに、
お客さまを見ながらつくづく感じる、
隠れた効果をシェアしますね。
研ぎ澄まされる言葉
昨日は、お客さまの
ラジオ(文化放送)出演に
同行してきました。
ラジオでもテレビでも同じですが、
出る前には必ず
台本(進行表)が作成されます。
限られた放送時間の中で、
視聴者に楽しんでもらいながら、
端的に、凝縮した情報を
届けなければなりません。
司会者や他のゲスト出演者との
やりとりの中で、多少変わることもありますが、
大筋はその台本通りに進みます。
するとですね、
商品やサービスのことを、
見る側、聴く側の立場に立って、
短く、しかも分かりやすく伝えることが
必要になるわけです。
事前に、
局の台本を書く方とのやりとりや、
本番での
番組内のやりとりの中で、
どうしたら伝わるかを必死に考えることで、
どんどん言葉が磨かれ、進化するんですよね。
以前、お客さまが
テレビに出演したときには、
こんなことがありました。
解説者の方が、
「つまり、◯◯ということですね」
と、お客さまのメソッドを
シンプルに表現して下さったんですよ。
「なるほど。そう伝えればいいんだ!」
と、お客さまも、私も勉強になり、
それから使わせてもらっています(笑)
別のお客さまでも、
メディアに出るたびに、
言葉が研ぎ澄まされ、
分かりやすい上に、面白く、
相手を惹き込んでいく様子を
目の当たりにしました。
メディアに出るくらいの方ですから、
もともと話すのはお上手でしたが、
さらにレベルアップした感じです。
相手に響く言葉で、
より自信をもってお伝えすることで、
堂々とした存在感も
どんどん増していかれました。
そもそも、メディアに出る以前の、
プレスリリース(※)を書く時点でも、
あいまいな表現や
その業界だけで通じる言葉は排除します。
※プレスリリースとは、
メディア向けの、情報の提供・告知をまとめたもの
だから、それまで無自覚に使っていた
言葉があったとしても、
自覚的になって、見直し、時には修正をしていくわけです。
日ごろ使っている業界用語とか、
ふんわりした言葉(おいしい、幸せなど)では、
伝わりにくいですからね。
*
もちろん、言葉が磨かれるのは、
テレビや新聞、ラジオなどのメディアに
出ることだけではありません。
情報発信をしたり、
さまざまな方に説明したりしていく中で、
うまく伝わらなかったときは、
「どうしたらもっと伝わるのだろう」
と考え、調整していく中で
言葉は磨かれていきます。
メディアは、その強制力が
より強く、スピーディーになる感じでしょうか。
するどい質問を受けますし、
言葉のプロたちの力も
借りられますから。
選び抜かれた言葉を使うことで、
商品やサービスなどの
強みや特徴がよりハッキリしたり、
他社との違いが分かりやすくなったり、
話の深みが増したり、
必要な情報が厳選されたり、
届けたい方の記憶に残りやすくなったりして、
より影響力が増していくわけです。
お客さまのラジオ収録に立ち会いながら、
あらためて感じたた次第です。
「メディアに出たいと思っているわけじゃない」
という方もいらっしゃると思います。
とはいえ、お互い、
自分の頭の中だけでなく、
どんどん外に出していきながら、
言葉を磨いていきましょう!
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