オススメ映画!対話で人が変わる
こんにちは! 寺尾祐子です。
私たちは人間ですから、
どうしても感情に、
のみ込まれそうになるときがあります。
例えば
怒りの感情がわいたとき、
どうしていますか?
*
「これは観てほしい!」
と思った映画をご紹介しますね。
それは、
『ぼくたちの哲学教室』。
https://youngplato.jp/
哲学知識はゼロでも大丈夫!
なんといっても、
北アイルランドの「小学校」が舞台ですから。
哲学を教えるケヴィン校長先生を中心に、
生徒たちや親、その他の先生たちとの
ドキュメンタリー映画です。
いわゆる「よくないこと」をする子も、
そのまま撮っていて、
よく親がOK出したなって、
正直、驚きすら感じます。
それだけ、子どもを信じ、
学校や映画制作者との信頼関係が厚く、
この作品に心から共感し、
応援しているからなんでしょうね。
ケヴィン校長や先生たちは、
子どもたちの不安や怒りにたいして、
指導するというよりも、
対話を通して、変化を促していきます。
子ども自身の感情を言語化させて、
気づかせて、
考えさせて、
自ら、どうするのか決めていく、
その過程が、胸が苦しくなりつつも、
感動的なのです。
もちろん、その場ではうまく行ったように見えても、
同じ過ちをする子どももいて…。
でも、そんな子どもを受け入れ
対話を繰り返し、
自ら考えさせ、気づかせていく。
あんな大人たちに導かれたら、
どんな思慮深い大人になるのだろうと思うと同時に、
こんな教育を世界中でできたなら
寛容な世界が広がるなと
思わずにはいられませんでした。
「感情に飲み込まれて反射的に行動する愚かさ」
に気付けたら、
憎しみあうことや、争い、
犯罪が激減するのでしょうね。
大人の姿勢によって、
子どもは気づけること、
対話の威力も感じずにはいられませんでした。
怒りの感情の処理の仕方を
映画の中では、
子どもたちの意見と、
哲学者の意見を合わせて
教えてくれますよ。
考え抜くこと、
信じること、
受け止めること、
フラットでいること、
決めつけないことなどなど、
とても大事なことを教えてくれる映画です。
一緒に観に行った
「女性リーダーのための哲学サロン」
メンバー数人と、鑑賞後にお茶をしながら、
「ティーンエイジャーや
大人たちにも必要な場だね」
と、話をしていました。
もっといろいろ書きたいけれど、
長くなってしまうので、
ここまでにします。
観ながらも、その後も
考えさせられる、とても素晴らしい映画でしたよ。
ぜひお時間を見つけて、
近くの映画館へ観に行ってきてくださいね!
教育関連のお仕事をしている方、
コーチ、コンサル、カウンセラー、
教育に興味がある方、
組織に勤めている方、
家族がいる方、
人と関わっている方は、
(皆んなじゃん!笑)
ぜひ、ご覧になってみてください。
ゼヒ観ていただきたいので、
再度、映画のリンク先を貼っておきます(笑)
https://youngplato.jp/