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2022-04-06

「親の言うことを聞かなくて本当によかった」【自分で決める 幸せ】

「親の言うことを聞かなくて
 本当によかった」

このセリフ、私の尊敬する方が
しみじみおっしゃった言葉です。

その方は、
ベストセラー本を何冊も出しており、
多くの方に影響を与え続けている方。

昨秋に、この言葉を聞いたとき、
考えさせられ、かなり長い間、
余韻がありました。

人生の主導権は誰にあるのか?

彼曰く、親の言うことを
素直に従っていたお兄さんよりも、
まったく言うことを聞かなかった自分の方が、
今の自分は幸せだと言い切れるから。

(もしかすると、
お兄さんもそう言っているかもしれないけれど。笑)

なかなかの衝撃です。
一人の親としても、子どもとしても。

子どもは、親の言うことを聞くものだ、
親は子どもの幸せを願っているのだから、
言うことを聞いた方がいいに
決まっている

と、思い込みがあったんでしょうね。
(特に子どもに対して)

よくよく考えれば、
親は良かれと思って言っていることが、
子どもの個性を潰す可能性もあります。

人生の主導権は誰にあるのか?

(子どもには、つい言ってしまうけれど)
すべては、本人次第です。

息子(新小5)の春休み。
一緒に過ごす時間が長いと、
つい細かいことまで言いたくなってしまう。

子どもは反発するだけなんですけどね(苦笑)

子どものことに限りません。

ご自身の人生の主導権は、
自分でしっかりと握っていますか?

それだけでも幸せを
感じられるものです。

だって、
そうじゃなかった時代があり、
今なお、そうじゃない国がある。

自分で決められる。

これだけで
なんて幸せなんでしょう。

方眼ノートトレーナーの
友人がこんなことを言っていました。

いつも親の意見を聞いて、
自分で決められなかった娘さん(中1)が

方眼ノートを使うようになってから、
変わったのだそうです。

どのように変わったのか。

今、考えられる最善の方法を
自らの力で
導き出せるようになったそうです。

自分で決めるので、
行動する力も格段に上がったのだとか。

自分で決めるって、本当に大切。

もちろん、誰かの意見を
参考にするのもいいと思います。

ただ、最終的に決めるのは、
本人であることが理想的です。

人に対しても、
自分に対しても、
人生の主導権は誰にあるのか。

本人が決める大切さと、
自分で決められるありがたさを
あらためて感じています。