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2017-03-15

【No.295】「美しい5月」をつくるために。

今日の大阪の北西部。
空が明るいのに、にわか雨が何度も降って、
おかしな天気でした。

そして、強い風!

洗濯物が2枚、風に飛ばされ、落下していました。
1枚は、落ちた場所が悪く、洗い直し…。
ドンマイ。

風が強いなぁと感じながら、
こんな言葉を思い出していました。

———————–
2月の雪、
3月の風、
4月の雨が、
美しい5月をつくる。
———————-

もう10年か、それ以上前に
脚本家で作家の内館牧子さんが、
トーク番組でおっしゃっていた言葉です。

調べると、「天気俚諺(りげん)」という
天気や天候、気候などの予測に関する、
昔からの言い伝えの一つでした。

その時の私に、とても響きました。
当時、相当つらいことがあったのでしょうね…。

記憶力の悪い私が、
未だに覚えているのですから。

この言葉を知ってから、
何かつらいことがあると、

「これは、美しい5月をつくるための、
2月の雪みたいなもの」

とか、

「今は、風が強く感じるけど、
美しい5月をつくるためだな」

とか、

「止まない雨はない。
もうすぐ美しい5月かも」

などと、出来事と言葉を重ねて
自分を慰めています。

自然や、季節の変化を味わいながら、
自分自身を励ます言葉。

今回紹介した言葉だけでなく、
自分を励ます言葉は、
私にとって、なくてはならないモノ。

とても大切な、心強い存在です。

(多くの方にとっても同じだと思います)

毎年の手帳には、
その年に出会った言葉がいくつも書いてあります。

その言葉を読み返すだけでも、
なかなか面白い。

先日、メルマガ読者でもある友人から、
「格言集みたいなのを作ってるの?」
と聞かれたことがありました。

作りたいとは思っていますが、
まとめたノートやデータはないです。

響いた言葉に出会ったときに、
手帳に書いているだけ。

もしくは、本に線を引いたり、
付箋を貼っているだけです。

今回紹介した言葉を記した手帳は、
もう残っていません。

きっと、季節や気候といった
体でも感じる言葉だから、
記憶に残ってくれたんでしょうね。

———————–
2月の雪、
3月の風、
4月の雨が、
美しい5月をつくる。
———————-

1年の中で、私は春が一番好きです。

今年は、たっぷり雪が降りました。
美しい5月が待っています。

自分を励ます言葉を書き溜めておく、
オススメです。