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2016-08-30

【No.98】あえて、繰り返す。

昨日配信した
「繰り返せば、いいのだ」。

自分で書いておいて何ですが、
本当にその通りだなと思っています(笑)
今日は、その続編です。

今年の春に参加したある高額セミナ-。
こぼれ話的におっしゃったことが、印象的でした。
講師の方が、こんなことをおっしゃっていたんです。

「尊敬する方の同じ講演を、
何度も会場に足を運んで、10回くらいは聴いた」

自分自身に考え方を定着させるためであり、
自問自答するため、なのだそうです。

「一回だけでわかることは、価値がない」
とも言います。

スポーツでも、ラケットの振り方みたいに、
一度はつかんだつもりでも、
毎回上手くいくわけじゃない。
体に、覚え込ませる、染み込ませる必要があります。

「なるほど~」
と思っても、つい、今までの慣れ親しんだ考え方に、戻ってしまうもの。
思考のクセが、人それぞれにありますから。

本でも、「いいこというなぁ」と思っても、
メモをしたとしても、
そのままというとは、これまでに多々ありました。

大人になると、1度読んだ本は、
相当気に入った本でない限り、
最初から最後まで2度以上読むことは、なかなかありません。
(パラパラ読みはしますけど)

じっくり読みと、パラパラ読みの中間くらいの読み方で、
今、4回目を読んでいる本があります。
(小説ではなく、自己啓発系の本です)

持ち歩きもできるように、文庫サイズの本。

読みたい本が出てきたら、読みたい方を優先させるので、
ゆっくりペースでの再読です。

「本はノート」と決めているので、
どんどん書き込みます。

前とは違う箇所に線を引いたり、
メモで、「やってみる」って書いてあるのに、してないじゃん!
って自分に突っ込んだり。

4回目でも、まだどれだけ自分に身に付いているか…。
あやしいところ。
忘れっぽい私には、向いている読み方なのかもしれません。

違う本を10冊読むのも好きですが、
同じ本を10回読むことを実践中。

もちろん、10回読むことが目的ではありません。
自分自身にいかに落とし込めるか、
とりあえず10回を目安にやってみようということ。

(最近、セミナーも、自分に価値があると思ったものは、複数回受けているかも。
とはいえ、10回も受けることはないでしょうけど)

自分自身に考え方を定着させ、
いろいろと自問自答をしてみます。

次は、正統派の古典でも読んでみようかなとも思案中。
(予定は未定ですけど)

忘れてなければ、
10回読んでみての感想を報告しますね。