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2017-05-16

【No.357】「いい文章は人を動かす」文章のチェックポイント

こんにちは。寺尾祐子です。

文章が成功するかどうかは、
八割方メッセージの内容に依存している。

「『超』文章法」 野口悠紀雄・著

文章の成否を決めるメッセージ。

では、どんなメッセージがいいのでしょうか。

小さな変化を起こせるか?

私が、メルマガやブログを書くときに
意識していることの一つに、
次のようなことがあります。

それは、読者の方にとって
どんな小さなことでもいいので、

「変化をもたらす何かがあるか」

ということ。

文章というのは、
「変わりたい」
「何かを得たい」
と思って読まれています。

その欲求を満たすための、

「行動しやすい何か」
「へぇ、ほぅ(こんな見方があるんだ)」

が含まれているか、
意識し、見直しています。

ありがたいことに、本メルマガ読者さまの中には、
文章の内容に関係なく、

私がメルマガを続けているうちは、
「私も毎日ブログを書き続けられそう」

といった、面白い貢献(影響?)をさせてもらっている方もいらっしゃいます。

(ある意味、適度な責任が加わり、おかげさまで、私も続けられます。笑)

10年近く前、
出版の師匠に教えてもらった言葉を紹介します。

『いい文章とは、人を動かす文章である』

自分というフィルターを通して、
何をどう伝えるのか。

それによって、
読者の行動なり、見方なりは、変わるのか。

大きなことではく、
小さな、小さなことでいいのです。

これまでに、
メルマガ読者の方から、次のような感想をいただきました。

「ブログを書くとき、まずは紙に書いてから、
パソコンに向かうようになりました」

「毎晩、テーブルの上に何もない状態で
眠るようになりました。気持ちよくて続いています」

「巧遅(こうち)は拙速(せっそく)に如かず、
を意識したおかげで、仕事がいい感じに回りました」

「締め切りは嫌なものだったけど、
締め切りのお陰で完成すると思ったら、
憂鬱な気持ちが激減しました」

「子どもへの声がけが、変わりました」

などなど、上に挙げたのはほんの一部ですが、
誰かのお役に立てられるなんて、
「メルマガを書いてて、本当によかった」
と心から思います。

たとえその行動が1回きりとしても、
行動するということが、とても大事なことですから。

文章に、人を動かすポイントはあるか、

つまり、
「行動しやすい何か」
「へぇ、ほぅ(こんな見方があるんだ)」
があるのか。

ぜひ文章チェックのときの参考にしてくださいね。