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2017-01-25

【No.246】名著『愛に生きる』。「思ったら実行せよ」

今日も、昨日に引き続き、
『愛に生きる 才能は生まれつきではない』
鈴木鎮一・著
http://urx.mobi/B97n

を、取り上げます。

「才能とはつくるもの」であり、

子どもの才能教育はもちろん、
大人でも、育てられなかった能力は、
自分でつくればいいし、
自分でよい人生に転換しなければいけない

と、鈴木さんはおっしゃっています。

人生に対して、なにごとも謙虚に受け止めつつ、
主体的な姿勢が、とても印象的。

今日は、「思ったら実行せよ」という部分の紹介です。

————————————
実行する能力を身につける
-これは、あらゆるひとにとって、この人生の、
いちばんだいじなことではないかと思います。

人生の成功も失敗も、
実にこの一つにかかっている。
————————————
(同書)

最近、行動に関することを
このメルマガで何度も取り上げています。

「すべきだと知るだけでなにになるか」
と、著者の鈴木さんが書かれている通り、

実行する能力が、いちばん大事なことであり、
成功も失敗もこの一つにかかっている

としたら、強調し過ぎることはないと思っています。

「思うだけではチャンスは逃げる」から。

そして、
「実行するということは、反省という
大事なことも切り離すことはできない」
と鈴木さんはおっしゃいます。

————————————
反省を生かすには、
反省したときに、
すぐに正しいことを行動に移し、
自分に欠けているよりよいことを、
新しく身につけなければなりません。

(中略)

くり返しくり返すことによってなにごとも身につく、
能力となる。

(中略)

へこたれないでやり抜く。
-これが身につき習慣になれば、わたしたちは、
不可能と考えられたことも可能になり、
閉ざされた道もひらけてくることを、
わたしはいろいろなばあいに発見します。
————————————
(同書)

さすが多くの天才ヴァイオリニストを
育てた方の話は、説得力があります。

熱量も違う。

まずは決断して実行する。

実行して、上手くいかなければ反省し、
正しい(と思った)ことを実行する。

また上手くいかなければ、また反省し、
正しい(と思った)ことを実行する。

またまた上手くいかなければ、また反省し、
正しい(と思った)ことを実行する。

へこたれそうになりますが、
道を開けるためには、そうするしかないようです。

まさしく、今の表現でいえば、
PDCA(Plan→Do→Check→Action)を回す、ですね。

鈴木さんの表現は、言葉に重みがあります。
経験に基づいた、熱い言葉が、
強く語りかけてきます。

勇気を出して、決断し、
実行して、上手くいかないとへこたれそうになります。

でも、またやってみればいい。
出来るまで。

2017年ももうすぐで1ヶ月たとうとしています。
今年の目標も、どんどん実行していくしかないですね。

お互いへこたれずに、前に進みましょう!

ご紹介した本は、
人として、背筋が伸びる本でもあります。

特に、人を指導する立場の方、お子さんがいる方は、
ぜひ読んでみてくださいね。