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2016-11-17

【No.177】とらえ方の多様さを、ゴキ●リから学ぶ?

「パパって、ゴキ●リ殺したことあるじゃん。
生きものは、すべて神さまがおつくりになったんだから、
殺しちゃダメなんじゃない?」

登園中に突然、息子が言いました。
キリスト系の幼稚園に通う5歳児です。
今、キリストの誕生劇を行うクリスマス会に向け、準備一色の様子。

天地創造のシーンがあり、
神さまが、光りをつくり、大地をつくり、植物、動物たちをつくっていった話があります。
そこで、
「神さまがつくった生きものを殺していいのか」
と、感じたのでしょう。

「うーん、そうかもしれないね」
私は、あいまいな返事しかできませんでした。

見方を変えれば、とらえ方も変わります。
思ったこともない意外な発想に、これからゴキ●リを見るたびに思い出しそう。

だからといって、ゴキ●リを大切にする気にはなれないし、
今後、一生出会わない方がありがたいんですけどね(苦笑)

子どもが3歳ごろまでは、踏切で遮断機が降りると
「ラッキー!」
とばかりに、子どもと一緒に喜んでいました。

あの「カーン、カーン、カーン」という音と、間近で見られる電車に大喜び。
だんだん昔話になりつつあります。

今はもう、
「あぁ、タイミング悪かったなー」状態。
勝手なもんです。

同じコトが起きても、同じ自分でも、感じ方が変わる。

結局は、その時々の立場や都合、自分次第で、
いろいろな感情を勝手に作り上げているだけ。

もし、イヤなことがあったという感情が出てきたとき、それはそれで十分、向き合う。

その後、「頭の体操」くらいの感覚で、ちょっと違うとらえ方を
イロイロなパターンでしてみてもいいかもしれません。

体だけでなく、頭も心も柔軟性がある人でありたいと思っています。

そういえば20年くらい前、友人がこんなことを言っていました。
「ゴキ●リによくあう時は、自分がコソコソしていないか振り返る」

いろいろありますね(笑)