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2016-11-01

【No.161】期待するから、ムッとする?

11月が始まりました。
2016年はあと2ヵ月。
思わず「早いーっ」と言いたくなります。

2017年をいい年にするためにも、
残り2ヵ月、時には前のめりで、時にはじっくりと、過ごしたいですね。

『人に期待しない』
私なりのさまざまな経験から、学んだことです。

人に期待するから、ムッとするし、
人に期待するから、裏切られたような気になる。
人に期待するから、さみしさも感じる。

10年以上前に、そんな話を、以前の会社の先輩に話をしたら、

「私の彼(バツイチ。今はその先輩と結婚)はね、
『期待は失望の始まり』
とか、言ってるよ」

と、教えてくださいました。

ナルホド。
ちょっと、寂しい響きがただようものの、そうかもしれないと思った私。

こんな会話をして10年以上経ち、
私の断捨離師匠である檀葉子さん(※)からは、また別の言葉を教えていただきました。
※壇葉子さん

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『信じて、期待せず』

期待はしないけど、信じることはする。

信じているだけだから、結果はどっちに転んでも大丈夫。
(神さまや仏さまを信じていても、
何もしてくれない! と怒る人はいませんよね?)

「信じる」には、結果は関係ないという、主体的な感じがします。

一方、「期待する」は、いっけん主体的ですが、
結果は、相手次第。
結果によっては(期待通りにいかないと)、残念な気持ちが返ってきます。

「ムッ」とするときって、意外に期待し過ぎだったことはありませんか?

もっとサービスがいいと期待していたら、そうでもなかった。
やってくれると期待していたら、やってなくて腹がたった。
もっと感謝してくれるかと期待したら、そうでもなくてさみしかった。

などなど。

相手はこちらが期待していたことなど知らず、
こちらが一方的に期待していただけなのに。

こんなことを、「小悪党の憂鬱 (Kindle版)」(※)を読みながら、
ふと思い出しました。

※「小悪党の憂鬱 (Kindle版)」
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MDMFVYF

本メルマガの内容とは、全く違う、もっとピリっとした哲学的な内容のものです。
(哲学の入門書としても、オススメ)

「期待」という言葉がでてきたので、それに反応して、今日のメルマガとなりました。

「期待」し過ぎていませんか?