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2016-06-07

【No.14】文章に「締まりがない」と感じたら、

最近、少々寝不足です。

翌日の充実度や効率を考えると、理想は7時間半。
少なくても6時間は眠りたいもの。

しかし、ここ5日間くらい連続で足りていません。
元気です。が、気を抜くと、眠っています(笑)

今夜はしっかり睡眠をとるぞ-! と意気込み中。
メリハリ効かせて、少しずつ挽回します。

自分にとっての理想の睡眠時間をとれていますか?

「食べ物に神経質になるよりも、睡眠をしっかりとった方がいい」
と、おっしゃる方もいらっしゃいました。

今夜は、子どもと、早く寝る競争をしようかな(笑)

以前のメルマガ(6号)で、
接続詞を変えるだけで、話の流れが変わる
https://profond.jp/mailmagazine6/

という話を書きました。

「会話」のときの話です。
次のような逆説のことばは、あまり使わない方がいいですよ
とお伝えしました。

「でも」
「っていうか」
「逆に言うと」
「(文頭で使う)いや、」

を使いそうになったら、

「だからこそ」
「それはつまり」

といったことばがオススメですよと。

書きことばの場合、
接続詞は、次のことに注意をすると変わります。

接続詞の「そして」「また」「だから」を省いただけで、
文章がシャープになることがあります。

構成のしっかりした、よく練られた文章には接続詞が少ないものです。

<中略>

ほとんどの接続詞は機械的に削ってしまっても問題ありません。

「文は一行目から書かなくていい」藤原智美・著

逆接の接続詞「しかし」「ところが」「~が」は、
不用意に抜いてしまうと、読み手の混乱をまねくことがあるようです。

それ以外は、削ってもいいということ。

「文章は接続詞で決まる」(石黒圭・著)という本があります。
http://urx2.nu/uloD

タイトルどおり接続詞の効果的な使い方が、詳しく説明している本です。
「ナルホド」と、うなってしまうほど。
(興味ある方は、ゼヒ読んでみてください)

ところが、終わりに近づくころ、こんなことが書かれています。

ここで押さえておきたいのは、
接続詞は「ないのが普通。あるのが特別」ということです。

「文章は接続詞で決まる」石黒圭・著

私自身、接続詞は使いますが、なるべく減らします。

減らす努力をします。

接続詞がない方が、リズムがいいことが多いからです。

「二度寝をしてしまった。だから、遅刻した」
「二度寝をしてしまった。遅刻した」

好みにもよりますが、下の文章の方が、
リズムがよく、スッキリとして感じませんか?

10年以上前、NHKで放映していた「プロジェクトX」。
覚えている方も多いと思います。

あの番組のナレーションのイメージです。

「現場に向かった。誰も止めなかった」
(イメージで書いたので、こんなシーンがあったわけじゃありません。笑)

淡々と短い文章で、事実を重ねていくナレーション。
映像と音楽の効果もありつつ、
余分な接続詞(形容詞も)を使わず、視聴者の胸を熱くしていました。

メールやブログ、メルマガは、文字数制限がない場合が多いです。

接続詞をたくさん使いがちですが、一度カットしてみてください。

文章が、より締まった文章になるかもしれません。

今回のメルマガ、
逆接の接続詞以外は、極力使わないように書いてみました。

少しは締まった文章になったかな?