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2016-09-29

【No.128】「デキル」ことは、したいこと?

最近、同じような思いにかられることが続きました。
今日は、そのお話を。

コーチングのクライアントさんや、
ビジネスでお会いしたWebデザイナーの方、
ママ友だちなど。

お仕事の悩み(現在や今後のこと)でお話していると、
次のようなセリフが出てきました。

「私に、何ができるかわからない」
「私は、○○しかできない」
「自分ができることを考えたら……」
「今さら新しいこと覚えられる自信がない」などなど。

私から見れば、
「なーんて、もったいない!」

デキルことに目を向けるのもいいですが(それが楽しければ最高です!)、
自分の気持ちは、どうですか?

したいですか?
したくないですか?

もしかして、自分の気持ちを押し殺していませんか?

自分の気持ち、欲求をもっと大切にして、
「自分は何をしたいのか」
を考えてみてはいかがでしょう。

「これ!」
というものが出てこなくても、
「いいかも~」
くらいの軽い気持ちでもいいと私は思います。

気持ちを解放していきながら、
だんだん、もっとしたいことが見つかるかもしれません。

(したいことは何? と悶々とした自分探しは
出口のない迷路に迷いがちなので、くれぐれもご注意を)

自分が興味をもって、主体的に選んだことなら、
主体的に動けるハズ。

「だって、私には○○しかできないから」
と思って、デキルことしかしなかった10年後と、

「私は、これがしたい」
と思って、したいことをした10年後。

どちらの人生を送りたいでしょうか。

小篠綾子さんの「コシノ洋装店ものがたり」にもありましたが、
自分で覚悟をもって決めたことは、エネルギーが違います。

※「コシノ洋装店ものがたり」についてのメルマガ・バックナンバー
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/119

綾子さんのお父さんもおっしゃっています。
「自分の人生は自分自身にしか切り拓けへんぞ!」

ご自分の人生です。
誰かのせいにしても始まりません。

会社員の方だって、
同じ仕事をしていても、仕事の仕方は、千差万別。

デキルことしかしない人と、
工夫したり、もっとやり方を考えたり、主体的に動けば、
同じ会社にいる時間でも、まったく違うものになります。

偉そうに書いていますが、
私自身、デキルことしかしていない時がありました。
それがイヤでたまりませんでした。

いろいろあって、ある日、

「デキルことより、したいことをするんだー!」

と決めてから、人生が好転し始めました。
(家族には心から感謝しています)

昔の自分と重なる方に、立て続けにお会いしたので、
ちょっと書きたくなってしまった次第です。
私の意見、私の経験談ですが…。

誰だって紆余曲折があり、右往左往します。
「ルンバ」のようにいきながらも、死ぬときは、
「あ~、楽しかった!」
と、言えたらいいですね。