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2016-09-25

【No.124】「無限の現状肯定」ということは。

昨日書いたメールマガジン、
「女性を生きるということは、『無限の現状肯定』です」
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/126

さまざまな意見や感想をいただきました。

「今なら、受け入れられるかな。
15年前なら、受け入れられなかったと思います」

「女性は自分の意志無く変化を受け入れる分、
男性より、たくましくなっていくような気がします」

「不変は人生あり得ない、と割り切って生きています」

「『現状肯定』できる人って、『現状を正しく把握している』人なんでしょうね」

読みながら、ナルホドと、うなってしまいました。
皆さん、イイコトおっしゃいます。

ほとんどの方は、勘違いしていないと思うのですが、
ふと、ある危険性を感じたので、今日は補足のメールマガジンです。

「無限の現状肯定」の
「肯定」を、あらためて調べてみました。
——————————————–
そのとおりであると認めること。
また、積極的に意義を認めること。
——————————————–
「goo辞書」から

「無限の現状肯定」とは、
「仕方ない」と、
消極的に現状をあきらめるとことではありません。

現状をそのまま認めて、
その上で、どうするのか。
自分は、どうしたいのか。

「覚悟」して、次に進むというイメージです。

昨日も書きましたが、
「全てを受け止め、引き受け、進んでいくということ」

人のせいにしたり、環境のせいにしたりせず、
受け止めて、引き受けて、覚悟して、進んでいくということ。

例えば、
「したいことがあるけれど、小さな子どもがいる」
という現状があるとします。

それを受け止めて、
だから、止めるのか。
だから、ペースを落とすのか。
だから、お願いする誰か(施設)を探して、やり通すのか。

「出来ない」ことだけをフォーカスしてしまうと、
「近くに親がいる人はいいな」とか、
「子どもが大きい人はいいな」とか、
人をうらやむだけで終わってしまいます…。

「無限の現状肯定」をするこということは、言い方を変えると、

「覚悟を決める」
「腹をくくる」

ことだと思います。

こんなことを書いている私ですが、
先の例えは、まさしく私のことでした。

「覚悟を決めた」「腹をくくった」のは、
子どもを生まれてすぐには、できていませんでした。

だからこそ、三砂ちづる先生がおっしゃっていた
「無限の現状肯定」が、
こんなに響いたのでしょうね。

女は、いろんな出来事を経験し、遭遇し、
そのたびに、覚悟をきめて、腹をくくります。
(もちろん男性にもありますが…)

読者の方がおっしゃっていたように、
女は歳をかさねると、
だんだんたくましく、強くなるはずですね(笑)